健康のためになり、外で体を動かすことに楽しみを与え、そして限りない愛情を注いでくれる何かが欲しいと思いませんか?
それならペットを飼うこと、特に犬を飼うことを選択肢に入れてみるのもいいかもしれません。 ペットの中でも犬を飼っている人は、心臓血管の観点から見てより健康である。
その研究は、心臓病の既往歴のない1,800人を対象に、米国心臓学会(AHA)の「Life’s Simple 7」( 肥満度、食事、身体活動、喫煙状況、血圧、血糖値、総コレステロール)に基づいて採点したものです。
その結果、ペットを飼っている人は心臓血管の健康状態が良く、中でも犬を飼っている人は最も良い状態であることが分かりました。特に犬を飼っている人は、通常より多くの身体活動を行い、食生活や血糖値も良好であったことから、やはり犬を飼うことが健康を保つ上で最も大きなベネフィットをもたらしていたのです。
心臓学会は、犬を飼うことで身体活動や運動量が増えるのと同時に、心血管疾患のリスクを下げることができると発表しています。これらはすべて、何百万人もの50歳以上の人々にとって重要な課題です。
また、AARP(アメリカ退職者協会)は、犬を飼っている人は高血圧のリスクが低く、心臓発作が起こったとしても生存する可能性が高いという報告書をまとめました。犬を飼うことはストレスや鬱を軽減し、痛みも和らげます。犬という“ふわふわなお友達”を見るだけで、天然の鎮痛剤であるエンドルフィンが生成されるからです。
ですので、もしあなたがペットを飼おうとされているのなら、ぜひ、犬を飼うことを検討してみてください。お近くの動物保護施設は、こちらで検索できます。