あなたが20代の頃、ウエートリフティングをしていたのはボディービルダーだけではありませんでしたか?
それが今や、筋力トレーニング(筋トレ)は50歳以上のあらゆる人にとって、健康、日常生活、自立を維持するのに不可欠であることは周知のとおりです。
アメリカ疾病予防管理センターによると、米国では年間4人に1人が心臓病で死亡し、73万5,000人が心臓発作を起こすといわれています。
加齢に伴って心臓は小さく弱くなり、主要な動脈は徐々に硬くなっていきます。その結果、血液の流れが悪くなったり、遅くなったりします。
しかし、心臓病は予防できます。運動ときちんとした食生活が最も効果的です。
筋トレには、ウエートリフティング、自重トレーニング、ヨガなど、筋肉を刺激して負荷をかけるあらゆる運動が含まれます。では、筋トレが心臓の健康に良い5つの理由をご紹介しましょう。
1. 血圧を下げる
2. コレステロール値を下げる
3. 筋トレは肥満にあらがい、さまざまな心臓病の予防に役立つ
4. ランニングやウォーキング、サイクリングよりも<酸素消費量>が多いため、循環器系の働きを高めて心臓の健康維持に大きな効果をもたらす
5. 血液中に含まれる脂肪の一種である中性脂肪の数値を低下させる(中性脂肪の数値が高いと動脈硬化の原因となり、脳卒中や心筋梗塞、心臓病のリスクが高まる)
私たちは健康的で楽しく、効果的に行うことのできる筋トレをご紹介しています。心臓の健康について関心のある方は、主治医にご相談ください。
出典: アメリカ心臓協会、British Telegraph、WebMD