機能的な動作とは、立位で、3面(矢状面、前額面、水平面)に、全身運動をすることが大切です。
肩こりや腰痛などの不定愁訴の改善をはじめ、 自己免疫を高め体調管理に繋げる為にも運動の効果が様々な媒体でも発信されていますが、 日常生活やスポーツなど様々なシーンにおいて、怪我なく人生を謳歌するためには、カラダの調整を整えること(コンディショニング)がベースにあります。
不調のない、怪我をしない体づくりのために忘れてはいけないことを2つ挙げさせていただきます。
- 私たちは地球上で重力の負荷に常に抵抗しながら動いている
- 私たちの動作は1面の動作ではなく、3面(矢状面、前額面、水平面)で動作をしている
昨今、コロナ禍のライフスタイルの変化、オンラインサービスのニーズの拡大に伴い、 YouTubeやSNS等で様々な方が配信しているトレーニング動画を気軽に閲覧することができるようになってきました。
それらの媒体を見ながら自宅でストレッチや体幹トレーニングをした経験のある(している)方もいらっしゃるのではないでしょうか。
上記の機能的な動作の要素をふまえると、
- 立位種目は行えているか
- 3面(矢状面、前額面、水平面)で動かせているか
を考えることが機能的なカラダづくりには効果的です。
その為、
- 床で寝て行うストレッチ(写真:AS Trunk Rot、AS Ham Supine)
AS Trunk Rot
AS Ham Supine
または、
- 体幹トレーニング(写真:Front Bridge、Cobra)
Front Bridge
Cobra
を行った後に、立位で3面(矢状面、前額面、水平面)に動かす(負荷のかかる)種目を行うことが大切です。
例えば、
- バランストレーニング(写真:SL RDL、SL Hip Rot)
SL RDL
SL Hip Rot
または、
- ストレングストレーニング(写真:SQ)
更に、Power Plateには3次元ハーモニック振動という特徴があります。
3次元振動は3面での負荷、 ハーモニック振動は規則的な振動により筋肉や神経に刺激を与え活性化を促します。
先程の種目をPower Plate上で行うことでさらに効果が期待できます。
- バランストレーニング(SL RDL、SL Hip Rot)
- ストレングストレーニング(SQ)
SL RDL
SQ
Power Plateの設置された施設を利用されている方はPower Plate上でエクササイズを、 自宅などで自体重で運動をされている方は様々な方向に動かす(からの負荷がかかる)種目を 取り入れて普段のコンディショニングトレーニングに活かしてみてください。