機能的動作の原理原則に基づく、

スポーツパフォーマンス向上に向けたコンディショニング

「コンディショニング」という言葉をよく耳にするようになりました。

コンディショニングとは、コンディション(その時の体調や状態)をより良い状態に向かわせる全てのプロセスを指します。
・フィジカル
・メディカル
・睡眠
・栄養、etc.

 

様々なコンディショニングがあり必要なものはそれぞれ違うため、一人一人を理解し、最適なコンディショニングを提供することが必要です。

フィジカルコンディショニングを考えていく上で、
「機能的なカラダをつくる」という視点は大切な要素の一つとなります。

機能的なカラダを考える上で、必要な能力は多々ありますが、
今回は「可動性と安定性」についてお伝えします。

一言で表すと、

全ての関節にMobility(他動的に動かせる範囲)とStability(能動的に動かせる範囲)が
必要である。

Mobilityが十分に確保され、StabilityとMobilityの大きさがイコールな状態が
「機能的なカラダ」と言えます。

 

 

 

Mobility(他動的に動かせる範囲)の能力は、ストレッチやマッサージなど、
徒手でのアプローチが想像できると思います。

Stability(能動的に動かせる範囲)の能力は、エクササイズなしでは獲得することはできません。

エクササイズの順番も非常に重要で、まず寝た状態(フロアレベル)で重力負荷を減らし、
姿勢を維持する筋の緊張がない状態で正しい動きを獲得する。
その後、立位で全身を統合させるエクササイズを実施することで適切なMobilityとStabilityを獲得できるということになります。

 

 

Mobility向上のための主なおすすめツール
・Power Plate Pulse
・PBエリートフォームローラー
・タイガーテール スタンダード

 

Stability向上のための主なおすすめツール
・Nabosoマットや、Nabosoインソール
・Power Plate
・FPスーパーバンドやFPミニバンド
・Keiser ファンクショナルトレーナー

また、スポーツ動作を考えた際には、様々な局面で無意識レベルで動作を遂行しなければいけません。適切な動作を獲得できた後に、動作パターンをたくさん持っていることが
より機能的なカラダを作り、パフォーマンス向上、怪我の予防に必要となります。

機能的動作の原理原則に基づき、機能的なカラダを目指しましょう!

 

寄稿者:R-Body

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