コンディショニング とは?
スポーツ をする人もそうでない人も、カラダのどこにも不具合なく、心身ともに豊かに生活できることは、誰もが望むことだと思います。そのためにフィットネスクラブに通ったり、スポーツをしているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、健康のために始めたはずなのに、基本的な動きができない状態でいきなり運動を行うことで、腰痛や怪我につながってしまうケースも多々あります。以下の“ヘルス&ウェルネスピラミッド”の図のように日常生活やスポーツの土台となっているのがコンディショニングです。
別の視点からコンディショニングとは何か考えてみましょう。
例えば、腕を上げる動作は本来180°まで上がります。
一見、肩のみが動いているように見えますが、肩関節、肩甲骨、胸椎(背骨の上の方)が協調して動いています。どこかに問題があって、100°までしか行かない人がバンザイのような運動をした時に、肩が上がらないため腰が反り、腰痛になってしまうということが起こり得ます。
日常生活を心身ともに豊かに過ごすためには、カラダに痛みがなく、快適に動かせることが求められるため、老若男女問わずコンディショニングは必要ということになります。
コンディショニングの方法
コンディショニングの具体的な流れは
①主要な関節の機能(可動性と安定性)の獲得
②体幹と四肢の統合動作を行う
③立位での統合動作を行う
④負荷がかかった状態での統合動作を行う
です。
例として、主要な関節の1つである股関節の屈曲(股関節を曲げる)という動作で見ていきましょう。
①主要な関節の機能の獲得
可動性を上げるための種目:Dynamic Stretch Hip Flexion 3 Dimension on Power Plate
PowerPlateを使い、色々な方向に動かすことで、神経系、固有受容器、筋骨格系、循環系に刺激を入れて、より高い効果を目的としたストレッチ種目
②体幹と四肢の統合動作:Leg Lowerling
腹圧を高めた状態で股関節を動かすことで、体幹と四肢の統合動作を行うコア種目
③立位での統合動作:SL Romanian Dead Lift T Position
Naboso™ Training Matを使うことで足裏を感覚刺激し、片足での統合動作をサポートした状態で実施するバランス種目
④負荷がかかった状態での統合動作:Dead Lift
負荷がかかった状態でも体幹と四肢を正しく動かすために実施するストレングス種目
コンディショニング=健やかで豊かな生活の基盤
あくまでも一例ですが、このような形で主要な関節の機能を高めていくことで、心身ともに豊かな生活を過ごす土台となります。
また、先に述べたようにコンディショニングは誰にでも必要不可欠な要素です。興味のある方はぜひ専門家に相談してみましょう!