身体の硬さを改善するために必要な方法とは?
実は、身体が硬いというのにも、筋肉を始めとする組織そのものが文字通り「硬く」なってしまっているケースもあれば、筋肉自体が硬いわけでは無いが、不要に緊張してしまっていることで関節が動かしにくくなっているケースなど、原因は様々です。
そのため、それぞれのケースによって改善のために必要なプロセスは異なりますが、今回は「実はやったほうが良いが、できていない人が多いこと」についてご説明します。
例えば、ストレッチなどをしているのになかなか身体の硬さが改善しなかったり、少し身体の硬さが改善しても、すぐに元に戻ってしまう。という方は、この「実はやった方が良いが、できていない人が多いこと」が、できていない可能性があります。
身体の硬さを改善するためには「トレーニング」が必要!
「えっ?ストレッチじゃあないんですか?」と思った方。
もしかしたら、なかなか身体の硬さを改善できずにいるのではないでしょうか?
身体の硬さを改善するためには、その改善プロセスの中のどこかのタイミングで、必ずトレーニングが必要です。
なぜならば、「動かさなければ、動かなくなるから」です。
動かさなければ、動かなくなる。
昔に比べて身体が硬くなったと感じる方は多いのではないでしょうか?
「子供の頃は柔らかかった」
「スポーツをしていたあの頃は柔らかかった」
これらに共通して言えるのは、
「関節を大きく動かしていた頃は」柔らかかった。
と考えることができます。
※決して老化などではないですよ!
学生時代には、毎日体育があり、部活もあり、
股関節を大きく動かして、毎日全力疾走をしていたと思います。
では、おとなになってからはどうでしょうか?
みなさんが、最後に全力疾走をしたのはいつですか?
あるいは、四十肩や五十肩になってしまった方で、
一年経って痛みはなくなったけど、肩関節が硬くなってしまった。
という方もいらっしゃるかもしれません。
その一年間は、
痛みで肩をあまり動かせなかったのではないでしょうか?
関節が固くなる大きな原因は、
「動かさなかったから」というのが大きな要因であると言えます。
身体を動かしましょう!
動かさなければ、動かなくなる(硬くなる)。
であるのであれば、
対策として「動かす」ことをするべきではないでしょうか?
動かさなかったから、動かなくなった(硬くなった)のに、
その解決策としては、ストレッチやマッサージなど「硬くなった部分を緩める」ということばかりが行われがちな現状があると感じています。
ストレッチや、マッサージは、
動かなくなった関節を動かしやすくする手助けになりますが、
どれだけ筋肉を緩めても、関節を動かさなければ、やはり動かなくなってしまうわけです。
さあ、みなさん。
身体の硬さを改善するために、
身体を動かしましょう!