肩こりや腰痛などの不調や姿勢の改善をはじめ機能的なカラダづくりにおいて、立位で全身運動を行うことが重要になります。
重力の負荷がかかるなかで日常生活の多くを立位で過ごしていることからも、立位で運動をすることは効果的と言えるかと思います。
ある事例の1つに、膝を人工関節の手術をされて以降、この10年間近く、立ち上がる時はテーブルなどに掴まらないと立てなかった方が、エクササイズを2ヵ月間、ご自身でも毎日継続して行った結果、何も掴まらずに立てるようになりました。
私たちが地球で生活する上で、常に私たちの身体にかかる負荷になります。立つ、座る、歩くといった日常行動の多くは身体を起こしている状態にあり、重力に抵抗する筋活動が潜在意識下で行われています。その為、トレーニングメニューにおいても立位での種目を取り入れることが重要になります。
元々は痛みや機能不全によりスムーズに立てないご経験から、どこかに掴まらないと立てない現状に至っている為、お身体の状態やフィジカルレベルによって考慮すべき点はありますが、寝た状態や座った状態でできる種目で止まらず、片脚のバランス運動や、スクワットなどの下半身の筋力トレーニングがメニューに含まれていると効果的です。
更にパワープレートをスクワットや片脚のバランストレーニングなどに活用すると、三次元ハーモニック（前後・左右・上下の３方向の）振動が筋肉・神経を刺激して機能が活性化されます。この上下の垂直方向への振動により床半力も強調され、重力に対する負荷が高まります。
是非ご活用ください。
