題名の言葉は『人体六〇〇万年史ー科学が明かす進化・健康・疾病』(早川書房)に書かれている言葉です。 

 

この本は以下のように紹介されています。 

「非力なヒトはなぜ厳しい自然界を生き残れたのか。走る能力の意外な重要性とは何か。脂肪が健康を害するなら、なぜヒトの体は脂肪が溜まりやすくできているのか。2型糖尿病など、現代人特有の病はそもそもどうして現れたのか・・・。人類進化の歴史をさかのぼることは、不可解な病がどこから来たのかを教え、ヒトの未来を占うことにもつながる。」 

 

進化生物学者リーバーマン氏の著書です。 

 

ミスマッチ病とは、旧石器時以来の私たちの身体が現代の特定の行動や条件に十分に適応していないことから生じる病気、と定義されています。 

 

農業によって食物は増え、近代的な公衆衛生と科学的な医療によって乳幼児死亡率は低下し、寿命は長くなりました。しかし一方では、無数の文化的変化によって、私たちの持つ遺伝子と私たちをとりまく環境との相互作用が変えられた結果、さまざまな健康問題が生じるようになっている、と記されています。 

 

ミスマッチ病の例として「虫歯」が取り上げられています。虫歯が急激に増えたのは19世紀〜20世紀の時代です。文化的な進化によって私たちの生活は糖質の食料が増えたことに対して、残念ながらそれらを多量に食べるように人間は進化してこなかったのです。その結果虫歯の原因となる微生物に対抗できる防御を唾液以外にほとんど持っていません。それに代わり虫歯ができたら治療するという手段を考え出しました。 

 

根本的に虫歯を予防したいのであれば、私たちは糖とでん粉を劇的に減らさなければなりませんが、農業が始まって以来、世界の人々の大半は、摂取カロリーの大部分を穀物に頼ってきました。つまり虫歯は、私たちが手軽にカロリーを得えるための代償のようなものなのです。 

 

このことから、女性に多い「外反母趾」もミスマッチ病の典型だと言えるのではないでしょうか。 

今ではファッションの一部として履かれているハイヒールですが、人間の足はその靴の形で歩くように進化はしておりません。そして外反母趾になってしまうと、歩いている時に足を前に踏み出して前足に体重をかけた時に、土踏まずが過剰に潰れ、膝が内側にねじられ、膝のケガを誘発してしまいます。 

 

根本的な解決策はハイヒールを履かないということですが、どうしても履かなければならない場面もあるかと思います。そんな時はこのナボソ スプレイがおすすめです。 

 

米国足病医が現代人の足の健康を考えて開発した足指セパレーター

 

これを装着して家の中で歩いたり、幅の広い靴であれば、装着したまま靴を履くこともできます。また装着した状態でスクワットなどのトレーニングを行うことで足首が正しく動き、膝のケガの予防にも繋がります。スクワットを行う際は、足は肩幅に開き、つま先はやや外に向け、つま先と同じ方向に膝を向けて行うことがポイントです。 

 

 

 

外反母趾がある方は、まずは先の細い靴の履き過ぎには注意をしてみてください。 

そしてナボソ スプレイを使って足の指を正しい位置に整えて、足部のコンディショニングをしてみるのはいかがでしょうか。 

外反母趾がない方ももちろん使えますので、ぜひお試し下さい。 

 

 

 

 

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